花粉症や風邪の予防に!簡単アロマオイル(精油)スプレーの作り方
「三寒四温」とは、寒い日が3日くらい続いたら暖かい日が4日くらい続き、これがくりかえされるさまをいいます。冬の季語であり、本来秋から冬になるときに使われたようです。が、今では春の訪れを感じるこの季節の、気温の変化の激しいときに使われるようになりました。そして、気温変化が激しくなると体調管理も必要になります。特に日本はこの時期、花粉症のピーク!
花粉症の症状を軽減するには……実は冬の過ごし方が肝心!
実は花粉症の症状を軽減するためには、冬の養生が重要なのです。因果応報、すべては前の季節の過ごし方で決まってくるといわれています。
この冬はどのように過ごされましたか。冬は滋養強壮の食事を心がけ、ゆっくり寝て体力を温存します。これで免疫力をアップさせるのです。それを知っておくのもひとつのポイントになりますね。
つらい症状が出はじめたら……
とはいえ、すでに出てしまったつらい花粉症の症状。それを軽減する方法をご紹介しましょう。
花粉症の鼻水には、腰や肩甲骨の間に使い捨てカイロなどを貼って温めるのが有効です。透明な鼻水は冷えが関係しているといわれています。つい暖かな部屋にいると冷たい飲み物などを摂りがちですが、温かい飲み物や、カラダを温めてくれる生姜などを食事にプラスするといいですね。
鼻づまりには薄い塩水で鼻うがい(鼻洗浄)がおすすめです。塩水は人肌程度のぬるま湯がいいです。
薬に頼らない~アロマを使ってみよう♪
精油の薬理作用を上手に取り入れ、予防や不快感の対処をするのはいかがでしょうか。
花粉症に効果的な精油のひとつ、ユーカリ・グロブルスは成分である1.8シネオールは抗ウイルス作用があり、呼吸器系の感染症に威力を発揮します。せき、鼻づまりを改善するのに役立ちます。
真正ラベンダーは自律神経のひとつの交感神経の興奮を鎮め、過敏になっている粘膜を鎮静してくれます。
ティートリーは免疫機能増強作用、殺菌作用、抗ウイルス作用、神経安定作用があり、花粉症のみならず鼻炎、結膜炎、皮膚炎、喘息など、各種アレルギー疾患や感染症にも絶大な力を発揮します。(医師が進めるアロマセラピー・川端一永、慣習本より)
マスクにシュシュッと!お手軽アロマスプレーの作り方
▼材料
- 精製水 45ml
- 無水エタノール 5ml
- 精油(ユーカリ、ラベンダー、ティートリー)15滴
▼作り方
- 容器に無水エタノールを入れます。
- 精油を15滴入れ、よくかき混ぜます。
- 精製水を入れ、よくかき混ぜます。
マスクにスプレーして使うほかに、直接のどにスプレーしても使えます。
手を洗った後にもOK! 衣類にもOK!
アロマを使ったクラフトはその作用を利用してどんな物にも使えるのがいいですね。花粉予防に限らず風邪予防にもなりますので、いつも作って持ち歩くのもおすすめです。
つらい花粉症の時期は花も咲きはじめ、暖かになって外出したくなる頃。アロマを上手に取り入れて快適にお過ごしくださいね。