自分をご機嫌にすることを大切に

そんな風に思えるサロンを心がけてます

鎌倉Rose・coeur主宰

宮地一実 Kazumi Miyaji

数あるサロンの中から当サロンをご覧いただきありがとうございます❣
鎌倉ロゼクールは、女性が幾つになっても、元気で健やかに過ごすことができるようアロマセラピーを学びセルフケアの楽しさを身に着けていくことを一番に考えています。
セルフケアが身につくと、日々変化していく身体の変化を感じ積極的にセルフケアをおこなうよう心がけるようになります。

歳を重ねることがたのしくなり

 「自分で自分をご機嫌にすること」を大切にしたい

そんなふうに思ってもらえるサロンを心がけております。
人生100年時代を生きることとなった私たち。折り返しの更年期をどう過ごすかも見逃せません。

「更」は「かわる、かえる、あらためる」の読み方があります。身体を正しく理解することとセルフメディケーションすることを一緒に取りいれていきましょう。

カオリをみじかにアロマをみかたに

プロフィール

PROFILE

○○ちゃんのママ

初めてアロマの小瓶を手にしたのは3人の出産後でした。

楽しい子育てとはいえ、24時間休みなく常に○○ちゃんのママと言われる毎日。

寝不足や疲れもすべて後回し。そんな暮らし方が当たり前だった30歳

私だけの時間がほしい

「誰からも邪魔されない時間、ひとりになりたい。」

自分の時間が欲しい…誰もいない「私だけの時間」が欲しい。

そう願っている自分と、「ママとして失格だ」と責めている自分もいました。

そんな時に出会ったのがラベンダー精油でした。

まだまだアロマセラピーという言葉が一般的ではなかった30年前

使い方もわからずに、衝動買いをしました。

それは、自分へのささやかなご褒美でした。

小さな小瓶の蓋を開けると、まるでラベンダー畑に居るのかと思うように香りが私を包みました。

何度も何度も鼻を近づけては、クンクンしたのを今でも思い出します。

やっと、家族が寝静まったリビングで一人アロマポットに精油を1滴たらす

その時間は当時の私にとっては最高に贅沢なひとときでした。

ラベンダーの香りが、たちまち別の空間へ連れて行ってくれました。

昼間は子どもの声やおもちゃであふれる同じ部屋なのに、

一瞬にして「私だけの空間」へ、私を別世界へと誘ったのです。

その心地よい時間が何よりも代えがたい時となりました。

子育てから介護へ

一人の子どもは生まれたときから リハビリが必要だったこともあり、

親子で子ども医療センター通いが始まりました。

そうしたことから同じ悩みを共有できる人が近くに居なく、誰にも相談できない…。

孤独感を感じ始めていました。

おなじ悩みを持つママに出会いたい。

その思いが募り地域でママのひろば活動をボランティアで開始しました。

そして、神奈川小児療育財団の子育てアドバイザーとしても活動していた30代後半、

元気だった父が脳内出血で倒れ介護5の状態になりました。

子育て&仕事中心だった生活から、まだ先のことと思っていた親の介護が現実になったのです。

突然の出来事は当たり前だと思っていた日常や生活スタイル、環境を変えてしまったのです

壊れていくココロとカラダ

すべての生活が激変し、先の見えない介護に今までの睡眠不足が

重なった私をめまいと過呼吸が襲いました。

仕事に向かうことが苦しくなり、電車にも乗れなくなってしまったのです。

「この私がどうして?」また、責めている自分がいました。

悩みを受け止め聞くことが仕事だった私は、自身を受け止めずに後回しにしていたのです。

体調が崩れ始めているのに、休むことができない性分の私に

アドバイザー仲間の理解とサポートのお陰で一旦は落ち着くことはできました。

しかし、子育てと仕事と介護と言った生活環境や性分は変わりません。

自分を労ることや身体の状態を素直に受け入れることができず、

頑張ることで乗り超えようとしていました。

「誰にも言えない」弱音を吐くことなどできない。

長引く身体の不調、疲労感、貧血、脱毛、子宮筋腫などあらゆる症状を繰り返し、

ますます悩まされるようになっていきました。

ココロとカラダが壊れているのに…

「でも、みんなも同じ、頑張っているんだから」「頑張らないと」そう自分に言い聞かせていました。

そんな私を見かねて背中を押してくれた先輩に病院に行くようにすすめられ

まだ、38歳だった私は「若年性更年期障害」と診断されました。

ホルモンバランスが大きく崩れていたのです。

あたたかくて気持ちいい

それらの不調を改善するために、漢方薬、鍼灸マッサージ、アロマセラピー、食事の栄養バランス改善、レイキヒーリング、気功、瞑想といったセルフメディケーションまで、あらゆることをしました。

それまでは自分が病気になるとは思ってもいなかったんです。

「寝れば治る」と過信し、それすら満足にできていなかったのに。

病気は治療が必要です。

しかし、自分自身を労る、優しくする、緩めてあげる、癒やしてあげる、助けてあげる

それは自分自身にしかできません。

そんなことにやっと気づけたのは40歳になる頃です。

病気が治ったからといってもまた同じような気持ちや考え方で自分に接していては、

ココロとカラダに不協和音が起こり痛みとなって表れてきます。

私が私のために癒やし、より添うことができたのはアロマセラピー、精油があったからです。

初めてセラピストから受けたアロマトリートメントは

冷たくなっていたココロとカラダをあたたかくゆっくり包み込んでくれました。

植物がもたらす作用とセラピストの手の温もりは穏やかで心地よく、安心をもたらしてくれました。

そして、それは深く長く実感し続けられたからです。

「自分のために自分で選ぶ香り」と「手の温もり」

精油を日常の暮らしに取り入れることで、やっと、自分らしく、このままでいいんだよ、と思え

苦しい状況から抜け出すことができたのです。

ココロがPink色に

その経験をもとに2004年、「自分らしく生きる、私らしく暮らす」をテーマにした、

お一人お一人の悩みに寄り添うアロマケアサロン「鎌倉・ロゼクール」を開業しました。

アロマセラピーを通して女性が頑張っていることで辛くなってしまう

「ココロとカラダ」が少しでも楽になって欲しかったのです。

大切にして欲しかったんのです。

そして、「ココロがPink色になり幸せで温かな気持ちに包まれますように」と。

そんな思いを当時大学生だった娘に話しをしたことがありました。

彼女から「フランス語でPinkはrose(ロゼ)こころは男性名詞だけどcoeur(クール)なの、

Rosecoeurロゼクールってどうかな?ママの気持ちが伝わると思うんだけど!」

こうして、私の思いが屋号となりました。

さらには「一家に一人セラピスト」がいたらいいなあ。

みじかな人を癒やせるセラピストの養成に教室、カルチャースクールを各地で開き

企業、団体でも講師活動をさせて頂くようになりました。

介護施設、接骨院、ホテル、などではアロマケアを担当いたしました。

挑戦

介護施設での出会いと11年間の貴重な経験(コロナ禍で現在は伺えていません)は

香りのもたらす「作用、記憶、嗅覚と脳との関係」を示す出来事がありました。

その経験が、ゼロから始める精油作りをする挑戦になりました。

鎌倉で育った桧、杉を使用したオリジナルブレンド精油「鎌倉の香り・森・」の誕生です。

詳しくは鎌倉の精油ができるまでをご覧ください。

また、鎌倉で活躍される異業種の方々から依頼を頂き

「鎌倉の杉」を使用したショップオリジナルブレンド精油を作成させて頂いています。

オリジナルブレンド精油のご依頼はこちらから

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新たな一歩

今まで20年近くサロン、教室などで出会う様々な年代の女性たちは

仕事、家庭、介護、子育てと複数の役割を担っています。

また多くの人は、疲れや不調があっても毎日のこと、みんなも同じとして、

弱音を言わず、我慢しています。

そこに加え女性ホルモンのサイクルによる不調が重なっても、自身のココロとカラダや

メンタルケアを後回しにしています。

私自身もそうでしたが、頑張り過ぎてしまうことが、その先の大きなリスクになります。

そこには女性特有の女性ホルモンの関わりも深く関与します。

私自身がアロマセラピーをセルフケアとして40代から取りいれてきたことで

50代後半までトラブルもなく乗り越えることができました。

しかし、60歳を目前にした女性ホルモンがなくなった状態のときにまた、

身体が大きく変わり始めました。

「今までとは違う」

これが歳をとること…老いることなのか…認めたくない自分と動けない自分

今までやってきたことが通用しないもどかしさ。

30代のときの辛かった時とは違うココロとカラダの私がいて、

このまま諦めたくないと思う気持ちが上回り

新たな一歩を踏み出すために。もう一度新しことにチャレンジすることを選択しました。

それは、これから先の30年を、元気にすこやかに過ごすために、

更年期の身体の仕組みを正しく理解することです。

女性ホルモンの働き、セルフケアの重要性を伝えるために、

メノポーズカウンセラーの資格を習得しました。

おなじ女性として

30代から日々の暮らしにアロマセラピーや植物療法、自然療法を取りいれてきました。

精油や植物のエネルギーは私たちに優しく穏やかに味方になってくれます。

40代になり、一人では乗り超えられなかった不調をセラピストに出会い

癒やしの深さを体験したことで、セラピストの道を選び今の私がいます。

50代はアロマセラピーをたくさんの方に伝えセラピストの育成にも力を注ぎました。

60代になり、ホルモンサイクルに翻弄される女性のココロとカラダがあることを理解し、

今までに出会った多くの専門家の方々と連携しながら セルフケアの重要性を伝えています。

いつでも、どんな時でも

女性ホルモンサイクルを大切にしたトータルケアができますように願っています。

アロマセラピストとしての経験と視点、メノポーズカウンセラーとして、

また、ひとりのおなじ女性として、皆さんのお役に立てたら大きな喜びです。

そして………こころがPink色になりますように。

宮地一実

最後まで読んで頂きありがとうございました♥